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第1回 北塩原村めぐり 【銅沼(あかぬま)登山】

更新日:2024年11月25日更新 印刷ページ表示

北塩原村を知る活動

 現在北塩原村では、ジオパーク活動の推進、就農支援、創業支援、情報発信といった、それぞれ異なる分野で隊員達が活動をしています。お互いの得意分野から謙虚に学ぶ姿勢を大切に、地域おこし協力隊としての活動の可能性を広げていきたいと思い、まずは『北塩原村を知る活動』から始めることにしました。

第1回【銅沼(あかぬま)登山】

 3町村意見交換会で磐梯山ゴミ拾い登山を行った際に、「ぜひガイドを受けながら自分たちが暮らす北塩原村の裏磐梯地域をより深く知りたい」という声が上がりました。そこで、協力隊4年目であり、地元ガイドとして定住を目指している金隊員に実際に案内していただく、「銅沼(あかぬま)登山」が実施されました。

金隊員と中村隊員

 裏磐梯スキー場から銅沼(あかぬま)への登山は、磐梯山の豊かな自然と火山の景観を楽しめる魅力的なコース。特に登山未経験の3名にとっては、金隊員のガイド付き登山は安心感があり、より安全に進めることができました。

登り始め

火山観測装置

銅沼に向かう登山道には、普段見慣れない機械のようなものが設置されていました。この装置は、活火山である磐梯山の火山活動をモニタリングするためのもので、地震動などを計測しているとのこと。自分たちが暮らす村で必要不可欠な火山活動の監視の重要性や仕組みを知り、火山を正しく恐れることや、防災の大切さを学びました。

質問をしながら登山を進める

ゲレンデトップからは裏磐梯地域が一望でき、紅葉に染まった山々と、青い桧原湖がとても綺麗でした!

スキー場の上から見る裏磐梯地域

ここから、銅沼(あかぬま)を目指してさらに歩きます。登山道では、野生の山ぶどうや、ダケカンバの木など、1人で歩いていたら気付けないような自然も知ることが出来ました。

山ぶどうに興味津々の隊員たち

そして無事、銅沼(あかぬま)へ到着。とても静かな場所でありながら、ゴツゴツとした岩肌や立ち昇る噴気の迫力があり、圧倒されました。水面には光がきらきらと反射し、その美しさに心を奪われました。大自然の息吹と生命力を肌で感じられる、感動的な風景でした。

銅沼

「銅沼」​は、1888年7月15日の水蒸気噴火で小磐梯が山体崩壊しできた火口湖。​沼の水は強酸性のため魚たちは生息できず、湖底の泥は水酸化鉄を含んでいるので、沼全体が赤茶けて見えるそうです。そしてこの銅沼(あかぬま)は、なんどあの裏磐梯の観光名所「五色沼湖沼群」の水源になっているそうです

火山の噴火について教える金さん

ボルケーノ好き女子(ボル女)としても活動する金隊員。
荒々しい火口壁とゴツゴツとした岩や、立ち昇る噴気を目の前にして聞く、金隊員の火山愛溢れる解説はとても臨場感があり、磐梯山の火山としての魅力がより深まりました。

銅沼を眺める隊員たち

 銅沼登山を通して、金隊員の解説から教わった銅沼の不思議や自然の仕組みに驚きと楽しさがいっぱいの体験でした!

 銅沼の水が五色沼へと流れていくことにも驚きました。五色沼は観光名所として有名ですが、銅沼からの水がその色合いの源になっていると聞き、磐梯山の火山活動が周辺の自然にどれだけ影響を与えているのかを実感しました。そんな磐梯山の大自然のつながりを知ることで、改めてこの場所の素晴らしさを感じました。

 私にとって生まれて初めての登山でしたが、金隊員のガイドのおかげで、自然の面白さをたっぷり味わうことができ充実した時間でした。感動と学びが詰まった登山で、協力隊メンバーとの絆も一層深まりました。険しい道のりを励まし合いながら進み、大自然のエネルギーを共有することで、お互いの信頼感も強まったように感じます。

グランデコ裏磐梯 紅葉ロープウェイ

標高約1,400m。裏磐梯の絶景を望めるグランデコ裏磐梯のロープウェイに乗り、錦色に染まる紅葉を眺めながらの空中散歩を体験してきました。

グランデコスキー場のゴンドラ

磐梯山展望

ロープウェイ山頂駅からデコ平湿原までトレッキングも。
同じ北塩原村でも、景色が全く違う場所が沢山あることに、ますます魅力を感じもっと知りたくなりました。
そして、この魅力を一人でも多くの方に発信していきたいと思います。

 

記事作成者:野崎瞳

 ミッション:ブランド戦略(情報発信・ふるさと納税関連・観光交流促進)2024.02~
 所属:北塩原村役場総務企画課企画室
 SNS:地域おこし協力隊Instagram<外部リンク>

 


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