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消防団員が校外教育訓練を受講しました!
11月16日日曜日、西会津町さゆり公園体育館およびふれあい広場にて消防団員校外教育訓練が行われ、当村消防団から17名が受講しました。本訓練は、幹部団員を対象に消防の基礎・応用的技術を習得させ、団員としての資質向上、組織の強化と発展を目的に開催されました。福島県消防学校から教官2名を講師として招き、さらに各消防団の訓練指導員の指導のもとで行われました。
はじめに体育館にて、「現場指揮」をテーマとした座学が行われました。災害現場で重要となる指揮命令系統の理解や、現場活動で求められる冷静な判断について、教官から具体例を交えた解説があり、参加した団員は真剣に耳を傾けていました。
続いて広場へ移動し、訓練礼式の実技訓練を実施しました。訓練礼式は、消防活動において、確実かつ迅速な行動を習得するために行われるものです。災害現場では、明確な指揮命令系統のもと、冷静で一体となった行動をとる必要があり、その基礎を築く重要な訓練でもあります。
今回は、普段は幹部として指導する立場の団員が、自ら基本動作を改めて見直す貴重な機会となりました。動作の正確性や号令の伝達、部隊としてのまとまりなど、原点に立ち返ることで多くの学びを得る場となりました。
参加団員からは、「改めて礼式を確認できてよかった」「団に持ち帰って他の団員と共有したい」といった声も聞かれ、今回の訓練が今後の団活動に役立つ貴重な経験となったことがうかがえました。
村消防団は今後も継続的な訓練を重ね、有事の際に万全の体制を備えてまいります。

