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村内小学校で租税教室を開催~税金の大切さを学ぼう~
村内の小学校6年生を対象に、北塩原村役場住民税務課の職員による「租税教室」が開催されました。授業では、クイズやビデオを交えながら、税金のしくみや役割について、楽しくわかりやすく学びました。
(※取材の都合上により、裏磐梯小学校の授業の様子をお届けいたします)
「どのような税金があるのか」「税金は何に使われているのか」「自分たちは税金を払ったことがあるのか」などの問いを通じて、生徒と対話しながら理解を深めていきました。
特に印象的だったのは、「税金がなくなったら世の中はどうなるのか」を描いたビデオの上映です。ゴミが回収されず、信号が消え、火事や事故が多発するなど、混乱した社会の様子が映し出され、生徒は驚きながらも真剣に見入っていました。
授業の後半では、村の予算表を見ながら、教育・福祉・生活インフラなどにどれほどの税金が使われているのかを学びました。億単位の金額にはなかなか実感が湧きにくいため、実際の1億円と同じ重さ(約10kg)を再現した模型を持ち上げる体験も行われました。
そのずっしりとした重さを通して、税金の“重み”と“価値”を実感している様子でした。
授業を受けた生徒は「税金は、みんなで助け合い、支え合うために使われている」ということを理解し、自分たちの学校生活の中にも多くの税金が使われていることに気づいていました。日々の暮らしの中で税金に支えられていることへの“感謝の気持ち”を持つことの大切さを、しっかりと学んだようです。
これからも北塩原村では、未来を担う子どもたちの学びを支える取り組みを続けてまいります。