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さくら小学校6年生が柏木城跡へ

更新日:2024年10月4日更新 印刷ページ表示

さくら小学校6年生が国指定史跡の「柏木城跡」について学んできました。
柏木城跡の歴史を学ぶ児童たち
まずは、生涯学習センター2階で、山城についてや、柏木城跡について、学芸員吉田さんから教えていただきました。
柏木城跡は大塩川に面する山地の尾根上に造られ、6年間の発掘調査と多くの関係者のご協力を得て、令和4年3月15日に国の史跡に指定されました。
学芸員の吉田さんに柏木城跡の歴史を学ぶ児童たち
クイズを交えてのお話はとても楽しく、6年生のみんなも興味津々!
クイズに答える児童たち
「柏木城跡」は、皆さんが想像しやすい会津若松の「鶴ヶ城」とは異なります。
「山城」という、山の地形を利用し計画を立て、山を削り、掘り、盛り固められてできたお城で、天守はありません。
山を登る児童とスタッフ
早速ボランティアのみなさんと一緒に、柏木城跡を目指し杉林を登ります。
​研究の為に発掘した遺構は、崩れないようすべて土をかけて戻さなくてはなりません。
見学しても実際に見えない場所も複数ありますが、ガイドブックの写真や吉田さんのお話を元に、城内を巡ります。

柏木城跡の入口
柏木城跡の特徴の一つに、石が積みあげられてできた「石積」があります。
​皆さんも聞いたことがある「石垣」とは作り方が少し違うようです。
土づくりが一般的な東北地方戦国時代の山城としては、非常に稀な事例として注目され、発掘調査前から城内の一部で露出していたので、現在も所々で見ることが出来ます。
柏木城跡入口
防御の工夫が凝らされている、複雑な形状の虎口(こぐち)という出入口。
切り開かれた土地を説明
人の手によって切り開かれ平坦に作られたと思われる平場(ひらば)。
堀切の説明を受ける児童
3メートルから5メートルもの落差がある堀切(ほりきり)を実際に降りたり登ったり。
柏木城跡の一番高いところ
城内で一番高い土塁(どるい)から、まわりを見渡してみたり、
柏木城跡
発掘調査が行われ、人が生活していたと考えられる主郭(しゅかく)を巡りました。
質問をしている児童
柏木城跡の見学後は、第一中学校横にある、綱取城跡についても教えていただき、みんな熱心に学んでいました。
柏木城跡や綱取城跡は、まだわからない事もたくさんあるそうです。
この学習を通して、子どもたちが将来研究したいと思ってくれるかもしれないですね。

集合写真

この調べ学習で学んだ事は、文化祭で発表をするそうです。
どんな発表になるのか、とても楽しみですね♪

柏木城跡へ行くには?

【柏木城跡へのアクセスと見学について】

  • ご興味がある方はぜひ国指定史跡『柏木城跡』へ訪れてみてください。
    ※山城は森の中にありますので、服装は長袖・長ズボンなどをおすすめします。また、野生動物にも十分ご注意ください。
  • ​北塩原村生涯学習センターでは、柏木城跡の解説ガイドブックをご用意しております。また、同館2階には柏木城跡に関する展示もございますので、ぜひご自由にご覧ください。※平日8時30分から17時15分(土日祝日・年末年始休館)

 


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