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山地災害危険地区について
山地災害危険地区と災害防止について
近年、日本全国各地で山地の崩壊・土石流・地すべり等の山地災害が多発し、人命・財産に甚大な被害が及んでいます。
山地における災害(山腹崩壊、地すべりおよび崩壊土砂流出等)が発生するおそれがある地区を地形、地質特性、公共施設等の条件により調査・選定しています。
現在、崩壊土砂流出危険地区、山腹崩壊危険地区、地すべり危険地区の3種類の山地災害危険地区が福島県全体で5,678箇所が選定されています。(平成28年12月末現在)
これらの危険地区については、頻発する局所豪雨等を考慮し、随時新たな指定箇所について調査を行っており、危険地区以外で災害が発生した場合は順次、山地災害危険地区に指定しています。
本格的な梅雨・台風時期に当たり、地域住民の方々には事前に山地災害危険地区の位置を把握していただき、災害の発生が心配される時点での迅速な警戒・避難に役立てていただくようお願いいたします。
山地災害危険地区の種類
山地災害危険地区は、荒廃状況や災害の予想発生形態により次の3種類に区分されます。
山腹崩壊危険地区
山腹崩壊による災害(落石による災害を含む)が発生するおそれがある地区
崩壊土砂流出危険地区
山腹崩壊または地すべりによって発生した土砂または火山噴出物が土石流等となって流出し、災害が発生するおそれがある地区
地すべり危険地区
地すべりによる災害が発生するおそれがある地区
山地災害危険地区の確認方法
福島県のホームページ「ふくしま森まっぷ」でご覧いただけます。
これは福島県が運営する森林林業に関する地理情報を提供しているサイトです。
地図検索画面から、森林情報を選択していただき、お住まいの地域にカーソルを当てて地図を拡大してから、表示切替で山地災害危険地区を選んでいただくと、画面に表示されます。
下記のリンク(森林計画課森林情報発信システム「ふくしま森まっぷ」)よりご利用ください。
ふくしま森マップ<外部リンク>