ブロック塀の安全対策について
2018年10月10日
今、ブロック塀の倒壊により大きな被害や事故が起きています。
国土交通省では、既設の塀の安全対策のため「ブロック塀の点検チェックポイント」
を作成しました.
ブロック塀を所有されている方は、下記のチェックポイントを用いて安全点検を行っていただく
ようお願いいたします。
また、点検の結果、危険が確認された場合には、付近通行者への注意表示や、補修・撤去を
行っていただくようお願いいたします。
安全点検のためのチェックポイント
ブロック塀をまず外観で1~5チェックしひとつでも不適合がある場合や分からない場合には、
専門家に相談しましょう。
□1.塀は高すぎないか
・塀の高さは地盤から2.2m以下
□2.塀の厚さは十分か
・塀の厚さは10cm以上か。(塀の高さが2m超2.2m以下の場合は15cm以上)
□3.控え壁はあるか(塀の高さが1.2m超の場合)
・塀の長さが3.4m以下ごとに、塀の高さの5分の1以上突出した控え壁があるか。
□4.基礎があるか
・コンクリートの基礎があるか。
□5.塀は健康か
・塀に傾き、ひび割れはないか。
[専門家に相談しましょう]
□6.塀に鉄筋は入っているか
・塀の中に直径9mm以上の鉄筋が縦横とも80cm間隔以下で配筋されており、縦筋は壁頂点部及び
基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされているか。
・基礎の根入れ深さは30cm以上か。(塀の高さが1.2m超の場合)