令和2年度 乳がん施設検診のお知らせ
北塩原村では、令和2年乳がん施設検診を下記のとおり、実施しております。
【対象者】
北塩原村に住所を有する40歳以上で令和3年3月31日の満年齢が偶数年齢になる女性の方
ただし、令和元年度に子宮がん検診(集団も含む)を受けなかった奇数年齢の方も対象です。
※授乳中、ペースメーカー装着者、豊胸術やV-Pシャントの実施者は村の検診としては実施できません。医療機関等へご相談ください。
【検診実施期間】
喜多方市内の実施医療機関 :令和2年8月1日~令和3年2月27日まで
会津若松市内の実施医療機関:令和2年8月1日~令和2年12月28日まで
【実施医療機関】
喜多方市内 :有隣病院
会津若松市内:竹田綜合病院、会津中央病院、会津西病院(マンモグラフィ検査のみ)、会津医療センター
【費用(自己負担金)】
検診項目 | 自己負担金 |
マンモグラフィ検査 (乳房エックス線) |
700円/人 |
視触診検査 (視診・触診) |
300円/人 |
※「マンモグラフィ単独」又は「マンモグラフィと視触診の両方」のどちらかを選択して受診してください。
※わずかな自己負担で検診を受けることができます。この機会にぜひ受けましょう。
【受診方法等】
村が発行する「受診票」及び「健康保険証」を持参の上、希望する指定医療機関にて受診ください。
必ず、希望する指定医療機関には事前に電話予約ください。
「受診票」がない場合は保健センターにご連絡ください。
※生理前1週間及び生理中は、乳房が張り痛むことがありますので、なるべく避けて受診しましょう。なお、妊娠中の場合など、心配な方は事前にご相談ください。
※結果通知について:医師による二重読影(ダブルチェック)により判定を行うため、検診結果の通知までには、通常約1か月半~2カ月半ほどかかりますのでご了承ください。
※要精密検査となられた場合には、検診結果を持参のうえ、必ず専門の医療機関で精密検査(保険診療)を受診してください。
【乳がん検診のススメ】
≪乳がんとは?≫
乳腺にできるがんを「乳がん」といいます。乳がんは、日本人の女性に一番多いがんで、40~50歳代をピークに発症や死亡が増加しており、日本人女性の12人に1人が生涯で乳がんにかかる危険があると言われています。男性も発症することがありますが、その頻度は女性の100分の1程度です。乳がんは乳房に硬いしこりをつくる病気です。しこりを感じなくても、乳頭から血液などの浸出液が出てきて見つかることもあります。乳がんは、小さいうちに見つけると、治る可能性の高い病気です。早期に発見し、適切な治療を受けた場合、90%以上は治る可能性があります。乳房に異常を感じたら、きちんと検査を受け、そして万が一、乳がんと診断されたなら適切な治療を行うことが大切です。
≪乳がんを早期に発見するために?≫
市区町村で乳がん検診を実施している対象年齢に達したら、定期的に検診を受けましょう。検診を受ける年齢に達していない方でも、乳房にしこりなどの異常を感じたら、すぐに専門の医療機関を受診するようにしましょう。月に1回は、定期的に乳房の自己検査(セルフチェック)を行うことも大切です。